プジョー・308車検整備でご入庫いただきました。
冷却水漏れとエアコンの効きが悪いとの事で点検させていただきました!!
冷却水漏れは、かなり漏れている状態でリフトアップ時にすぐに確認出来ました!!
冷却水漏れを起こしている場所は、サーモハウジングと言う部分です。
このサーモハウジングを交換していきます!!
取付場所がかなり奥まっている場所の為、ある程度ばらします♬
取り外しですが、サーモハウジングはウォーターパイプと接続されており、このパイプが固着しなかな外れません (;´∀`)
取り付ける場合は固定ピンがなかなか取付にくいです(笑)
このウォーターパイプは樹脂の為、経年劣化や、オーバーヒート気味になった場合、熱によりダメージを与え、取り外す際に割れを起こす場合があります。
弊社では、このパイプが破損した場合は追加部品が出る可能性がある事をお客様にお伝えし作業させていただいております。
ウォーターパイプはサーモハウジング~ウォーターポンプを繋ぐパイプでエンジン裏側を通っており、交換作業は作業性が非常に悪いので個人的に嫌いです (笑)
でも壊れたら交換しますのでご安心を(*^-^*)
なので慎重に外します♬
無事にパイプを損傷することなく取り外せました!!
左が新品のサーモハウジングで右が漏れを起こしていたサーモハウジングになります。
この車は水温センサーが変更になる為、ハーネスも必要になります!!
同じプジョー車でもサーモハウジングの形は同じですが、冷却ホースを繋ぐ部分が違ったりする場合がありますので部品発注時は注意が必要です!!
取り外したサーモハウジングになります。
冷却水漏れ跡が確認出来ます。
新品部品に交換し冷却水を補充エア抜き作業を実施し完了です♬
次はエアコンの作業です。ガス圧を点検したところ、規定量よりガスが少ないので冷えがが悪いのかなと、作業前に確認しコンプレッサーが…動いて無いです( ;∀;)
スキャンツールを繋ぎ診断しますが故障コード無しです!!
次にクーリングファンの作動テストをスキャンツールを使い点検します♬
クーリングファンは、低速と高速で作動します。
強制的に低速を作動させますが…ファン回る気配なし ( 一一)
次に高速を作動させ正常に高速ファン作動です。
上の写真がクーリングファンコントロールです。
これが不良の為交換です。
交換後、冷えるかと思いきや、A/Cコンプレッサーも不良でした…
そして、A/Cコンプレッサー交換をし真空引き作業からのガスチャージ♬
正常に冷えるようになりました(*^-^*)
その他、消耗品の交換をし無事に作業終了です♬
色々と問題がありましたが無事に解決でき出庫させていただきました(^^)/
有難う御座いました。